昭和四十五年、東京。「…佐藤小百合と申します。今日からこちらで働かせてもらう事になりました」戸惑いながらも深々と頭を下げた美しいその人は、甘く、優しく、どこかなつかしい、匂い袋の香りがしました。
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昭和哀歌-籠の鳥- 白石さゆり
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